なぜ物体は質量をもっているのか、という自然界の根源を探るような研究もなされている。その答えとなりうるヒッグス機構では、真空中にはが満ちており、物体が加速度を受ける際にこのヒッグス粒子との相互作用の影響を受けるとされる。静 止している物体を動かそうとするとその物体は周囲のヒッグス粒子から抵抗力を受ける。これが慣性として認識されるものである。物質によってヒッグス粒子か ら受ける力の大きさが異なり、したがってそれぞれに動かしにくさが異なる。この動かしにくさがその物質の質量である。「重い物体ほど動かしにくい」のはこ のためである。相対性理論によれば、静止している物体と等速運動をしている物体とは全く同等に扱える。動いている物体を止めようとするのは静止している物 体を動かそうとするのと同じことであり、やはりヒッグス粒子の作用を受ける。この作用の大きさは静止していた場合と同じであり、動かしづらい物体、すなわ ち質量の大きい物体ほど止めにくいことになる。なお、質量に素量が存在するかどうかは知られていない。仮に素量が存在すれば少なくともニュートリノ質量 (具体値は未測定)以下ということになる。
マクロな物質の質量は同一物質で